パワー半導体の動向



電気自動車(EV)向けのパワー半導体が好調なため

パワー半導体

パワー半導体は駆動系等の高い電圧、大きな電流を扱うことができる半導体。発熱の処理などに工夫が必要で、家電の省エネ化、EV等で需要が増えていく分野。今後ロボティクス含めた中長期的な成長が想定される。
パワー半導体とは? |サンケン電気


日本のパワー半導体

半導体分野ではロジック、メモリ共に海外勢のイメージが強いが、パワー半導体分野では日本勢の存在感がまだ強い。

2021年のパワー半導体企業ランキング、日本勢トップは三菱電機 Omdia調べ (1) | TECH+(テックプラス)

ただ、ジリジリと順位を落としており、マーケットの成長が見込まれる一方で成長戦略には不安視する声も多い。


中でも不安視されているのは、SiCのパワー半導体素子を製造するのに不可欠なSiC基板への日本企業の投資が「及び腰」(パワー半導体技術者)であること

SiC半導体

化合物半導体 SiC、GaNとは |サンケン電気

従来のシリコン半導体を使用している箇所に、SiCやGaNを用いることで、電子機器のさらなる小型化や高効率化を実現できます。


国内の企業再編が進むのか、要チェック。