確定拠出年金、401k、企業型DC、個人型、iDeCo

結論

言葉が乱立していてわかりにくいので大雑把に整理する。

  • 2001年10月に施行された確定拠出年金(DC)制度を日本版401kと呼んでいる。
  • 掛金を運用しその結果を給付額とする。対照的に、規定の計算式に基づき給付額を決定していくのが確定給付年金
  • 企業型と個人型があり、前者は企業が掛け金を支払い、これに従業員が上乗せ拠出できる仕組みもある。
  • 後者の個人型DCがiDeCo

特に企業型DCの従業員加算金やiDeCoは税控除対象となるため、資産運用の話題に上がる事が多い。

401k

Wikipediがわかりやすい。

日本においては、2001年10月から施行された確定拠出年金法にもとづく確定拠出年金が、従業員以外を対象とした制度を含めて日本版401k(通常「にっぽんばんよんまるいちケー」と呼ばれる)と通称されている。wikipedia:401k

企業型、個人型含めた確定拠出年金全般が日本版401kと呼ばれている。

確定給付年金(DB:Defined Benefit Plan)と確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan)

拠出額の運用結果により給付額が変化する確定拠出年金に対し、加入者の勤務期間や給与などの要素に基づく計算式により給付額が確定するのが確定給付(企業)年金。
wikipedia:確定給付年金
wikipedia:確定拠出年金

企業型DCと個人型DC(iDeCo

企業型DCはその名の通り、企業が掛け金を拠出する。加入については従業員側に選択権がある場合もある。また、掛け金には従業員加算金を上乗せでき、これが税控除対象となる。

iDeCoについては公式があるのでそちらがわかりやすい。

基本的に20歳以上60歳未満の全ての方(※)が加入でき、多くの国民の皆様に、より豊かな老後の生活を送っていただくための資産形成方法のひとつとして位置づけられています。

※企業型確定拠出年金に加入している方は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみiDeCoに加入できます。
イデコの特徴|イデコの基本的な特徴について|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】

扶養内でのiDeCoの利用(おまけ)

ideco.kddi-am.com

感想

出てくる単語が多いのと、資産運用テクニックの一つとして無秩序に語られると非常にわかりにくい。特に、企業型DCの加算金やiDeCo同時加入の可否について疑問を感じている人は少なからずいる様に思う。
勤め人は企業側からの説明が用意されていると思うので、まずはそこの情報をしっかり把握するのが間違い無いでしょう。